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Cafe24とのパートナーシップが事業者成功のカギ

新型コロナウイルスは、世界中の人々の生活を一変させました。様々な産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進させ、とりわけeコマースの成長を加速させました。「コンタクトレス(非接触型)コマース」において、Cafe24はコマースと小売業で起こるニューノーマルに注目しています。

Source: Gettyimagesbank

コンタクトレス(非接触型)コマースの登場により、消費の場は実店舗から自宅に変わりました。デロイトの専門家は、個人消費の30%が2025年までに自宅でされると予測しており、この傾向は続くと言っています。その促進要因となっているのが、デジタルテクノロジーです。企業はアプリ、マーケットプレイス、プラットフォーム、その他のテクノロジーを通じて、コンタクトレスコマースにおいて急速に高まるニーズに応えています。

新型コロナウイルスの蔓延により、eコマースはとてつもない勢いで成長しました。マッキンゼーによると、eコマースは2020年の最初の3か月だけで、これまでの10年分の成長を記録し、そのトレンドは今も継続しています。この波にのって鉄を熱いうちに打ちさえすれば、得られるチャンスも大きいはずです。

中小企業から外資系企業まで、あらゆる規模の企業がこの機会を逃すまいと猛スピードで競争を繰り広げています。離脱率を最小限に抑え、消費者が望むシームレスでコンタクトレスな購入プロセスを実現するために、事業者は最先端のテクノロジーを取り入れることが不可欠になっています。

コンタクトレスコマースで大きなシェアを獲得するには、俊敏性、拡張性、将来性を備えたソリューションをどれだけ速く構築していくかが鍵になるでしょう。大企業はこの取り組みのためのリソースを持っているかもしれませんが、中小企業はそうではありません。Cafe24は、小規模な小売事業者が市場で競争し、勝ち残る為のパートナーシップ構築に力を入れています。より多くの中小事業者に必要なサポートを提供することで、フェアな競争環境を実現することを目指しています。

シナジー効果を生み出すCafe24のエコシステム

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Cafe24はeコマースにおいて企業同士の協業を重要視しています。小売事業者も単体にビジネスを行えるようCafe24のエコスシステム内で他の小売事業者や開発者、緊密なパートナーシップを築き、シナジーを発揮してほしいと考えているのです。また、従来小売事業者が導入するのに時間、労力、コスト負担がかかるECツールやサービスもCafe24を通じて活用することができます。これにより、競合他社に追いつき、コンタクトレスコマースへとチャレンジしビジネス拡大を目指すことができます。

Cafe24のエコシステム内で事業運営をすることは、パートナー企業との貴重な関係構築につながる為、事業者にとってプラスです。そうした有意義な関係は、より多くの業界専門家と事業者に出会いのチャンスを提供します。また、その専門家達からのアドバイスや協業によってECビジネスの品質向上も期待できます。消費者が購入体験を合理的に感じられるようになれば、D2Cストアへのアクセスは増加し、売り上げも伸びていくでしょう。

Cafe24のエコシステムでは、すべてのツールとサービスに互換性があり、サードパーティの開発者に350を超えるAPIへの無料アクセスを提供しています。このAPIを使用すると、開発者は既存のCafe24サービスと互換性のある小売事業者向けの新しいアプリやツールを作ることが可能です。誰もが協力して小売事業者の問題点をより早く解決すると同時に、各ソリューションがパズルのピースのようにプラットフォームに完全に適合するのです。

Cafe24 Expertsは、エコシステム内のこの互換性・オープン性をより相互性のあるレベルへと引き上げるサービスです。Cafe24 Expertsを使用すると、既存のアプリでは対応できなかった特殊なソリューションも提供できるような開発者を見つけ、オーダーメイドの提案を受けられるようになります。このエコシステムは、186万を超える加盟店と4,100の開発者を結び付け、最適なeコマース体験の実現のために協力しあっています。同時に、Cafe24は関係各社の成長を積極的にサポートしています。企業がD2Cストアを成長させ、拡大させていくのに伴い、開発者やパートナーもそれぞれのビジネスを拡大できるような仕組みにしているのです。

パートナーシップを通じたオムニチャネル戦略

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コンタクトレスコマースにおけるデジタルテクノロジーの重要度は高まりつつあります。消費者はeコマースでただ買うだけではなく、楽しんで買うというショッピング体験を求めています。ニールセンの調査によると、世界の消費者の66%は、オンラインまたはオフラインのチャネルからのみ購入するのではなく、オムニチャネルショッピングを好むようになっています。したがって、小売事業者はデジタル機能を強化し、さまざまなチャネルで互換性のあるショッピング体験を提供する必要があります。

Cafe24は、オムニチャネルの重要性を認識しています。利用可能な販売チャネルを拡大するため、有数のパートナーシップを継続的に強化しています。例えばFacebookショップとD2Cストアをリアルタイムで連携するために、Cafe24とFacebookはパートナーシップを締結しました。これにより小売事業者は、商品情報をショップのストアフロントに連動することで、強力なソーシャル販売チャネルを手にすることが可能になったのです。

さらに、Cafe24はGmarket、SSG.com、CJmallなどの韓国の主要なECモールと強固なパートナーシップを結んでおり、国内では、SHIBUYA109とも提携しています。また、Cafe24の事業者をShopeeおよびLazadaと連携できるようにして、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイの5つの東南アジア諸国における販路拡大をサポートします。これらの戦略的パートナーシップは、小売事業者の拠点エリアをカバーし、時と場所を選ばず消費者が望む理想のショッピング体験の提供に一役買っているのです。

企業にとって販売チャネルを追加する際、管理の手間が増えるものですが、Cafe24は小売事業者が数回クリックするだけで、自社サイトから外部ECモールに製品を連携できるよう複数モールの一元管理サービスを提供しています。Cafe24のサービスを利用すれば複数ECモールにまたがる製品および取引データを一元化して、単一のUIで業務を効率化しながら販売・運営業務に集中することが可能になります。

海外ネットワークを活用した事業支援

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コンタクトレスコマースのトレンドは、地理的なハードルを越えて小売事業者の成長を後押ししています。FIS Globalのデータによると、消費者の55%が過去1年間で海外から製品を購入していることがわかりました。広義での越境ECとして考えると、越境ECは国内ECの2倍の速さで成長しています。

Cafe24が提供するECプラットフォームやエコシステム、連携企業とのパートナーシップを通じて、より効率的な機能やサービス提供に力を入れています。たとえば、Global Sales Assistantサービスは、商品レコメンド機能や、ネットショップの作成、配送、為替レートの変換機能を、ビッグデータを使用して自動化できるのです。

グローバル化することはローカルを手放すことを意味するものではありません。Cafe24はサービスを提供する各市場でのサービスのローカライズを優先しています。コンタクトレス経済では、消費者は他の人と顔を合わせて話すことなく取引を完了させます。国内の状況を考慮し、現地の市場の需要に応じてサービスを調整することで、ブランドは顧客の信頼を獲得し、成長していきやすくなるのです。また、現地の有力な決済代行会社と連携し、小売事業者にスムーズかつ効率的なサービスを提供したり、物流会社とラストワンマイル配送も実現しているのです。例えばベトナムでは、VietnamPostおよびNinjaVanと協力して、代金引換(COD)決済を提供しています。

Cafe24のグローバル顧客管理サービスは、地元の専門家とともに事業者をサポートしています。彼らは小売事業者の代わりに製品の問い合わせに答えたり、商品レコメンドをしたり、注文を処理したりと代行業務を行ってくれます。彼らとの協業を通じて、小売事業者は顧客対応の品質を上げると同時に現地のユーザーニーズをより細かに把握することが可能になります。

ECのニューノーマルに向けた準備を

Cafe24は、コンタクトレスコマースが業界のスタンダードとなりつつあることで、eコマース業界のそういった方向性を理解しています。コンタクトレス決済のトレンドが高まる中、Cafe24はブランドの成長を実現させるため、より多くの企業をサポートする準備ができています。

Cafe24のプラットフォームは、デジタルソリューションを迅速に実現するために、協業を促進するエコシステムで成り立っています。業界有数の企業とのパートナーシップにより、場所を問わず国内外でビジネスを行えるとともに、現地のニーズを捉えた最適なソリューションを提供していきます。

マッキンゼーは、eコマースの成長は今後も続くと予測しています。それにともなってコンタクトレスコマースも今後伸びていくでしょう。これらのことを考慮すると、各企業の最大の関心は、そのトレンドに順次適応し、eコマース及びオンラインでのサービスを強化していくことと言っても過言ではないでしょう。

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⑥ Cafe24とのパートナーシップが事業者成功のカギ